遺品整理において
遺品整理において、自殺を大きく分けると室内で亡くなる場合と、屋外で亡くなる場合の違いがありまして、特に飛び降りによる自殺は緊急性が必要になります。
このような電話は年に数回あるのですが、詳しい話は現地で聞いてからでも間に合いますので、すぐに事務所をあとにして現場に到着するようにしますが、既に遺体は搬送されているのが普通でして、現場に到着するまでの間は様々な状況を想像しているものです。
今から話すことは、先月に飛び降り自殺で亡くなったという事で依頼を受けたときのことですが、遺体の会った現場まで直行すると、ダンボールで隠すように被せてあり、そこで迎えてくれたのは亡くなった息子さんの父親でした。
急なことですいませんと言われる依頼者の顔は真っ青でして、同様しているようで手が震えており、マンション上の方を見ながら飛び降り自殺だったことを教えてもらい、現場で息子さんの遺体を確認してから警察と一緒に署に行ったのですが、その同行した刑事が掃除をしておいてくれと言われ、どこにお願いしたら良いのかわからなかったので、私の遺品整理専門で行っている会社を紹介してくれた人のことでした。
更に言葉を続けて、近所の人達がやじ馬のようにして集まっている中で、息子が飛び降りた場所を掃除することはできないですし、悲しんでいる余裕もないのに、デッキブラシなどで道路を洗い流すことなど出来るものではありません。
遺族のお気持ちを第一に、故人の遺品を丁寧に整理致します。遺品整理ネクスト
業者や自分で掃除をしなければいけない
自殺で亡くなられた場合、事故や事件で亡くなった場合と違い、警察の人間が後始末をしてくれることはなく、ただちに業者や自分で掃除をしなくてはなりません。
自殺された息子さんとその家族は、飛び降り自殺をした現場の隣に住んでいたのですが、辛かったのでしょう、事件が起きた直後に引っ越しをすることを決めて、その引っ越しと遺品整理の手伝いもさせてもらいました。
世間の目もありますので、引っ越した先は誰ひとりとして家族のことを知る人のいない場所でして、環境も新たに心機一転、心の痛みを癒しながら暮らしていくのでしょう。
亡くなった息子さんは、就職もアルバイトもしておらず、高校を卒業したあとは外出することもなく、実家のとのありにあるマンションで一人暮らしをしていたわけです。
しかも9年間そんなニート生活が続いており、その間に何かしら手立てはなかったのと考えてしまいますが、その家族だけの事情というものがあるので、第三者では理解することの出来ない難しい問題があるのかもしれません。
なぜ自殺という道を選んだのかは分かりませんが、26歳で人生に終止符を打ってしまった息子さんの心の気持ちを計りすることはできません。
やはり子供というのは、自然の中でないと育たないのかもしれません。 たまには、家族で海や山などに出かけてみてはいかがでしょうか。
